「スペンサー58M」
入門者が初めて手にする一本であり、熟練者が数多くの中から選ぶ一本でもある。
とにかく重量が軽く、一日中快適にジャークができること。
次に汎用性が高く、様々な状況に対応可能である。
強いて言えば、私の場合、ワンンピッチワンジャークでラインスラッグを出して、ジグを飛ばすような時に「スペンサー58M」を使っている。

千葉県外房の水深30〜50ｍで潮が流れているときに「波動スライド150ｇ、180g」、北九州玄海灘の水深50〜80ｍで潮が緩いときに「波動スライド180ｇ」を飛ばすように使用している。
実際に魚がかかると、きれいにバットまで曲がり、なおかつバットパワーがあるので、魚を容易に浮かすことができる。やり取りもしやすい。

Length: 5'8" ワンピース
Line: PE3〜4号
Jig Wt: 80〜180g
オールチタンKガイド

「スペンサー64M」

このロッドの特徴は、とにかく感度が良いことである。
ラインスラッグを出さないスローなワンピッチワンジャークでは、青物がジグを吸い込むようなアタリすらとれる。
ティップ後方からべりーにかけてパワーがあるので、少しの力で「波動スライド130ｇ、150ｇ」をスライドさせられる。
しかもティップ先端部は柔らかいため、ラインスラッグ出さず、きれいに「波動スライド130g、150g」が横を向く。
スローにジャークしてジグを見せて食わせる釣りに向いている。
スローにスライドさせるジャークとは真逆の、ショートハイピッチジャークにも向いている。
「波動スライド150g」をスライドさせる間を取らず、ティップだけでジャークするような感じでショートジャークしていく。
広範囲に散っている魚を引っ張ってくるような釣りに向いている。
水深は15〜60ｍに適し、アンダーキャストによる遠投性能に優れ、シャローを効率よく探れる。

「スペンサー58M」とは、真逆のロッドであり、この二本があれば、だいたいの状況でフィットさせることができる。

Length: 6'4" ワンピース
Line: PE3〜4号
Jig Wt: 80〜180g

58M/64M共通付属品：保障証のみ(ロッド袋はありません)